サロンオーナーの先生方、こんにちは。美容ディーラーのボタニック、新開です。
美容業界に40年身を置いてきた私が、今、どうしても先生方にお伝えしたいことがあります。それは、お客様の「しみる」「かゆい」という小さなサインを、決して見過ごしてはいけない、ということです。
「しみるのは当たり前」という、危険な常識
ヘアカラーの施術中、お客様から「少しピリピリします」「頭皮がしみます」と言われた時、先生はどのように対応されていますか?
「少し我慢してくださいね」「いつもは大丈夫なのに、今日は体調が良くないのかもしれませんね」
そんな風に、つい流してしまってはいないでしょうか。しかし、断言します。カラーで頭皮がしみるのは、決して「当たり前」ではありません。
それは、お客様の頭皮が発している、紛れもない「危険信号」なのです。
しみる、かゆい、かぶれる…
その先に待つ、本当の恐怖
カラー剤による頭皮トラブルは、多くの場合、段階的に進行します。
しみる・ピリピリする
「まあ、こんなものかな…」
かゆい・フケが増える
「最近、頭皮が敏感になったかも…」
赤くなる・かぶれる(アレルギー発症)
「もう、カラーをするのが怖い…」
▲ ここで失客・信頼喪失が起きる
細毛・薄毛・抜け毛
「あの美容室に通い続けたせい…?」
▲ ここで失客・信頼喪失が起きる
多くの美容師は、第3段階の「かぶれ」が起きて初めて、事の重大さに気づきます。しかし、その時にはもう手遅れ。大切なお客様を「失客」という形で失うことになります。
さらに恐ろしいのは、第4段階です。カラー剤に含まれる化学物質が頭皮環境を悪化させ、毛根にダメージを与え続けることで、将来的な薄毛や抜け毛のリスクを高めてしまうこと。お客様がその事実に気づいた時、サロンへの信頼は、もはや取り戻しようがありません。

お客様の信頼を、静かに失っていませんか?
お客様は、プロである美容師を信頼しています。だからこそ、「しみる」と言っても「大丈夫ですよ」と言われれば、我慢してしまうのです。
しかし、その我慢の裏側で、お客様の心には「私の頭皮、本当に大丈夫なのかな?」という小さな不信感が芽生えています。その小さな不信感が積もり積もった時、お客様は何も言わずに、静かにあなたのサロンから去っていくのです。
お客様の未来を守れなかった時、それはプロとしての責任を果たせなかったということ。これほど、悔しいことはありません。
では、どうすればお客様の未来を守り、信頼され続けるサロンでいられるのか。
ご安心ください。答えは、あります。
次回は、私が40年の美容業界経験の末にたどり着いた『一つの答え』について、詳しくお話ししたいと思います。
